後悔しない人生のために!卵子提供を知ろう

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どうしても子供が欲しい夫婦にとって、不妊治療の先にある最後の手段として注目されているのが卵子提供です。通常の不妊治療とは異なる形ですが、日本でも卵子提供を視野に入れる人が年々増えています。ただし、本当に卵子提供を受けようと考え始めてからしか詳しく調べない人も多く、詳しく内容がわからないという人も少なくありません。ここでは、卵子提供を考えている女性を対象に、さまざまな観点から卵子提供について解説します。

卵子提供とは?子供が産めない女性のための不妊治療

まずは、卵子提供とはどのようなものかというところから説明していきましょう。卵子を提供してくれる第三者がいて、子供を欲しがっている夫婦がレシピエントとしているという関係を思い浮かべてください。レシピエントの夫婦に子供ができない原因は、妻の卵巣機能が低下していることです。子宮には問題がなく、夫の精子にも異常はありません。そこで、第三者から健康な卵子を提供してもらって、それと夫の精子を合わせて受精卵を作り、ある程度育てた後で妻の子宮に移植し、十分に育てた後出産するというのが卵子提供による妊娠の大まかな流れです。つまり、どんな原因の不妊でも有効というわけではありませんが、卵巣機能に異常がある場合などにはとても有効な方法です。
詳しくは、「どうしても子どもが欲しい夫婦の選択… 卵子提供とは?」をご参照ください。

卵子提供によるリスクを知ることが重要

卵子提供で失敗しないためには、実際に卵子提供を受けることに決めてしまう前に、どんなリスクがあるかを十分に理解し、できるだけリスクを減らせる方法を考えておくことが大事です。例えば、卵子提供を日本で受けるには条件が厳しく、加齢によって卵巣機能が低下した場合は対象外です。そのため、海外まで渡って受けなければなりません。その際には何百万円という単位の費用が必要になるので、治療を受けるなら渡航費用や滞在費まで含めて計画的に準備する必要があります。また、100%妊娠できるわけではないことも正しく理解しておくことが大事です。正しく理解せずに卵子提供を行って、後で後悔することがないようにしましょう。
詳しくは、「海外へ出る夫婦に知ってほしい卵子提供5つのリスク」をご参照ください。

日本と海外… 卵子提供の現状を知ろう

卵子提供は日本の他、アメリカや、マレーシア、台湾などで受ける人が目立ちます。しかし、日本と諸外国とでは卵子提供に関する考え方が異なっており、法整備の点でも違っています。特に、日本は法整備がされておらず、卵子提供で産んだ子供の親が誰になるのかなども詳しく決まっていません。また、日本では卵子提供を受けられる条件が厳しく、加齢によって卵子の質が落ちて妊娠できない場合でも、卵子提供の対象にはなりません。不妊治療も卵子提供も需要があるのは30代後半からであることが多いですが、日本では需要のある年代は卵子提供の対象にならないのです。そのため、海外に渡って卵子提供を受けることになります。治療を受けるための渡航先としては、卵子提供のパイオニアであるアメリカと、やマレーシア、台湾などのアジア諸国が中心です。
詳しくは、「日本での卵子提供の現状と海外で受けるメリット」をご参照ください。

卵子提供を受けるなら知っておきたい卵子ドナーの知識

卵子提供を受けるレシピエントにとって欠かせない存在なのが卵子ドナーです。卵子ドナーがいないことには、卵子提供を受けたくても受けられません。日本では、卵子ドナーを自分自身で探さなければなりませんが、匿名の第三者であることが求められ、なかなか自分では探せません。そのため、身近にいる姉妹や友人などを頼ることになります。それに対して、海外で卵子提供を受ける場合は、エージェントを通してドナーとのマッチングをしてもらうことがほとんどです。ドナーになることを希望する人は、エージェントのウェブサイトなどから登録をします。ただし、誰でもドナー登録できるわけではなく、年齢制限や健康状態などの条件を満たしていることなどが求められます。ドナーも採卵を受けるために海外へ渡りますが、その際にかかる費用は全額レシピエントの負担です。それ以外に卵子提供が完了した時点で、日本円で50万円~80万円程度の謝礼金を受け取れます。
詳しくは、「卵子提供には必要不可欠!卵子ドナーとはどんな人?」をご参照ください。

安いか高いかは考え方次第… 卵子提供の費用

卵子提供を受けるためには多額の費用がかかります。数百万円単位の費用がかかるのが普通です。レシピエント本人たちの治療にかかる費用の他に、ドナーの検査や採卵にかかる費用、渡航や滞在にかかる費用もレシピエントの負担です。エージェントの担当者が現地に同行したり、検査や移植の際に付き添ったりするための費用もレシピエントが負担します。ですから、安く受けられるアジアの国でも300万円~400万円ほどかかりますし、アメリカで受けるには500万円以上かかるのが相場です。その他に別途、レシピエント本人たちの渡航費用や滞在費が必要になります。ですから、近い国で受けた方が安く受けられます。エージェントによっても費用が異なりますが、セットの費用として提示される内容が異なるため、一見安く見えるエージェントが、オプションの発生などによってかえって高くなってしまうこともあります。
詳しくは、「どの国がいい?卵子提供の費用を徹底解説」をご参照ください。

高齢になりやすい?卵子提供による出産年齢

卵子提供で出産すると、高齢出産になりやすいという特徴があります。それは、さまざまな不妊治療を行った末、最後の手段として卵子提供を選ぶ人が多いことが関係しています。もちろん、高額なお金がかかる方法でもあるため、若いうちは受けにくいということも影響している可能性もあります。おそらく仕事でキャリアを積んできた人が、40歳を過ぎてから子供が欲しくなったときには他の方法が選べないということも高齢出産になってしまう原因のひとつでしょう。卵子提供の場合は、閉経後でも子宮や母体の状態が許せば妊娠・出産が可能です。そのため、55歳を超えている人も実際に卵子提供を受けて出産しています。このように高齢出産が可能な卵子提供ですが、母体にはリスクがあるということを十分理解したうえで臨む必要があります。
詳しくは、「卵子提供は高齢出産になりやすい?理由と提供前に考えたいこと」をご参照ください。

体外受精と卵子提供… 成功率が高いのはどっち?

卵子提供の詳しい成功率については公的な統計はありません。しかし、卵子提供を行っているクリニックやエージェントが独自に出している数字を見る限りでは、50%~70%と考えられます。それに対して、体外受精などの不妊治療の生産率は30歳まででも20%前後で、35歳では約16%です。40歳では約8%、45歳ではほぼゼロですから、間違いなく卵子提供を受けたときの方が成功率は高いといえます。特に、卵子提供を受けて出産している人の平均年齢が45歳前後であることを考えると、圧倒的に卵子提供の方が成功率が高いように思われます。
詳しくは、「不妊治療の最後の砦… 卵子提供の成功率は?」をご参照ください。

ぜひ参加してみて!卵子提供の説明会

卵子提供に関心があるのであれば、エージェントなどが開催する説明会に参加してみましょう。参加してみると、卵子提供について詳しく説明してもらえるのはもちろん、信頼できるエージェントや自分に合うドナーも探しやすくなります。直接話を聞いたり質問したりすることによって、エージェントごとのカラーを知ることができるので、自分に合っているかも判断しやすくなります。どんなドナーとのマッチングをしているのかもよくわかるので、卵子提供を受けることを考えているのであれば、複数のエージェントが開催する説明会に参加して、比較してみるとよいでしょう。
詳しくは、「卵子提供の説明会に参加する5つのメリット」をご参照ください。

気になる卵子提供の子供の顔!出産には強い意志が必要

卵子提供を受ける前にしっかり考えておかなければならないことがいくつかあります。中でもきちんと考えておかなければならないのが、お腹を痛めて産む子供の顔が自分とは似ていないという点です。自分のDNAを受け継がない子供ですから、似ていなくて当然ですが、出産後にそのことを第三者などから指摘されたことによって気になり始めてしまい、悩むお母さんが実際に少なくありません。しかし、自分のDNAを受け継いでいてもまったく顔が似ていない子供もいます。自分と血がつながっていなくても、子供の顔が似ていなくても、自分の子供だと思って育てることができるかどうかという点は卵子提供を受ける前にしっかり考えておいたほうがよいでしょう。
詳しくは、「卵子提供で生まれた子供の顔… 出産後に悩まないために」をご参照ください。

卵子提供で幸せな家族を目指して…

卵子提供は、実際に受けることを決める前に、自分の心に確認しておかなければならないことがたくさんあります。自分と顔が似ていなくても気にならないのか、自分とは遺伝子的にはつながっていない子供だけどかわいいと思えるのかなど、自問自答してから決断することが大事です。出産後に後悔したのでは、親も子供も不幸です。逆に自分たちが望んでこの世に生み出した子供だと考えられるのであれば、幸せな家族になれるはずです。

F-visionの卵子提供プログラムの流れ

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