知っておきたい体外受精!一度に採取できる卵子の数は?

知っておきたい体外受精!一度に採取できる卵子の数は?
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体外で卵子と精子を受精させ、子宮内に戻す体外受精。体外受精をするためには、女性の体内から卵子を採取する必要があります。体外受精を成功させるためには、一度にどれくらいの卵子を採取するものなのでしょうか。今回は、体外受精を成功させるために知っておきたい、採卵方法と採取する卵子の個数についてご紹介します。

卵子って身体の中にいくつあるの?

体外で卵子と精子を受精させ、子宮内に戻す体外受精。体外受精をするためには、女性の体内から卵子を採取する必要があります。体外受精を成功させるためには、一度にどれくらいの卵子を採取するものなのでしょうか。今回は、体外受精を成功させるために知っておきたい、採卵方法と採取する卵子の個数についてご紹介します。 <h2>卵子って身体の中にいくつあるの?</h2> まず、卵子と精子が生まれるプロセスには大きな違いがあることを理解しておきましょう。精子は、男性の体内にある「精巣」と呼ばれる器官で絶えず製造されています。精原細胞から精子になるまでの時間は約2カ月程度かかり、女性の体内に射精されると2日~3日は活動を続けます。一方、卵子の元となる原子卵胞が製造されるのは女性が胎児であるときのみです。女性の卵巣には、生まれるときに約200万個の原子卵胞が溜め込まれているのです。しかし、女性が生まれてから原子卵胞の数が増えることはありません。原子卵胞の数は年齢を重ねるにつれてどんどん減少していき、思春期・生殖年齢を迎える頃には約20万個~30万個にまで減少してしまいます。その後も原子卵胞の減少は続き、1回の月経周期ごとに約1,000個もの原子卵胞が失われていきます。体内に残っている原子卵胞の数はおおよその値を年齢から算出できます。しかし、この計算方法は学術的な見解に沿って算出されるものです。原子卵胞の正確な数を把握することは難しいと言えます。ちなみに、年齢を重ねるごとに原子卵胞が減少を続けると最終的には受精できる卵子はなくなってしまいます。 <h2>体外受精に必要な卵子の数は?</h2> そもそも、1回の月経周期を経て排出される卵子は1個です。体外受精を行う際には、排卵を促す製剤を使い、いくつかの卵子を排卵させるケースがあります。体外受精を行う際にいくつかの卵子を採取するケースがあるのはなぜなのでしょうか。体外受精を行う場合は卵子を採取し、体外で受精卵を作り出した後に子宮に戻されます。その後、1カ月程度に渡り受精卵の成長過程を記録していきますが、うまく育たない場合もあります。この場合は、再度体外受精が行われることになります。1度の排卵でいくつかの卵子を採取しておき保存することで、スムーズに受精卵を生み出すことができます。また、卵子を採取した段階で女性の体が妊娠しやすい状態ではないこともあります。いくつかの卵子を採取し、凍結保存しておくと適したタイミングで受精卵を作り出し子宮に移植することができるのです。体外受精をするために必要な卵子の数は、採卵方法や女性の年齢によって異なります。年齢が高ければ高いほど、採取する卵子の数は少なくなる傾向があります。高刺激な排卵誘発剤を使用することで、採取できる卵子の数は増えますが体に与える負担も大きくなるのです。採卵後、体へのダメージが残っている状態で受精卵を子宮内に戻しても、着床がうまくいかないケースもあるため一長一短と言えるでしょう。 <h2>一度にいくつ採卵できるの?</h2> 1度の採卵で採取できる卵子は1個~10個程度です。採取した卵子の数が多ければ多いほど、良質な受精卵ができる確率は高いと言えます。不妊治療の一環として体外受精を行う際には、一度の採卵でできるだけ多くの卵子を採取したいと考える女性もいるようです。しかし、採卵誘発剤を使用し卵子を採取することは女性の体に与えるダメージも大きいです。排卵の数を増やすために、刺激が強い薬剤を使用すると卵巣が腫れてしまうケースもあります。卵巣の腫れは痛むだけではなく、受精卵を体の中に戻した後の成長にも影響を与えてしまう場合もあるのです。また、採取方法によっては、採卵できる数にも限界があります。例を挙げると、ホルモン剤や排卵誘発剤を使わずに採卵を行う「完全自然周期法」によって採卵をする場合、卵子はひとつだけしか採取できません。体外受精を行う際には、自分の体から1回当たりに採取できる卵子の数はどれくらいなのか、体に残るダメージはどの程度のものなのか、医師とよく話合いながら実践する必要があります。 <h2>大量の採卵は負担が大きい</h2> 自然の排卵では1回当たり1個の卵子しか採取できません。薬剤によっていくつかの卵子を採取するためには、排卵誘発剤を使用することになります。しかし、排卵誘発剤を使用する場合、体に副作用があらわれるケースもあります。まず、排卵誘発剤を使用することによって起こる副作用として挙げられるのが「卵巣過剰刺激症候群」です。卵巣過剰刺激症候群とは、排卵誘発剤を投与することで起こる卵巣の腫れ、腹水、胸水、呼吸困難などの症状を指します。重症化した場合は、病院への入院が余儀なくされることもあります。卵巣過剰刺激症候群は、経口タイプの薬剤によって起こることはほとんどありません。より強力なHMG注射による治療を行った際に起こりやすいです。次に、排卵誘発剤を使用することによって起こる副作用として挙げられるのが「頸管粘液の減少」です。頸管粘液は、精子が子宮にたどり着くためのサポートを行う働きを持ちます。頸管粘液の減少は、経口タイプの排卵誘発剤であるクロミッドを続けて内服することで起こりやすくなります。また、排卵誘発剤を使用することで子宮内膜が薄くなるケースもあります。子宮内膜は、受精卵が着床するために必要不可欠です。子宮内膜が薄くなると、妊娠率が低下することにも繋がるため注意が必要です。子宮内膜を厚くするためには排卵誘発剤の投与を一時的に止める、エストロゲン製剤と併せて投薬をするなど治療方針を見直すことが得策と言えるでしょう。 <h2>妊娠した後のことも考慮することが大事</h2> 1回の採卵で多くの卵子を採取しておくことは、受精卵を作り出すために有利に働くケースもあります。しかし、より多くの卵子を採取するために刺激が強い排卵誘発剤を使用してしまうと体に大きな負担がかかってしまいます。体外受精は受精卵を女性の体内に戻し、子宮内に着床させて初めて成果が期待できる治療法です。卵巣が腫れてしまったり、子宮内膜が薄くなったりしている場合は、受精卵がうまく着床できないケースもあるため注意が必要です。
まず、卵子と精子が生まれるプロセスには大きな違いがあることを理解しておきましょう。精子は、男性の体内にある「精巣」と呼ばれる器官で絶えず製造されています。精原細胞から精子になるまでの時間は約2カ月程度かかり、女性の体内に射精されると2日~3日は活動を続けます。一方、卵子の元となる原子卵胞が製造されるのは女性が胎児であるときのみです。女性の卵巣には、生まれるときに約200万個の原子卵胞が溜め込まれているのです。しかし、女性が生まれてから原子卵胞の数が増えることはありません。原子卵胞の数は年齢を重ねるにつれてどんどん減少していき、思春期・生殖年齢を迎える頃には約20万個~30万個にまで減少してしまいます。その後も原子卵胞の減少は続き、1回の月経周期ごとに約1,000個もの原子卵胞が失われていきます。体内に残っている原子卵胞の数はおおよその値を年齢から算出できます。しかし、この計算方法は学術的な見解に沿って算出されるものです。原子卵胞の正確な数を把握することは難しいと言えます。ちなみに、年齢を重ねるごとに原子卵胞が減少を続けると最終的には受精できる卵子はなくなってしまいます。

体外受精に必要な卵子の数は?

1回の月経周期を経て排出される卵子は1個ですが、体外受精を行う際には、排卵を促す製剤を使い、いくつかの卵子を排卵させるケースがあります。それはなぜでしょうか。体外受精の手順として、まず卵子を採取し、体外で受精卵を作り出した後に子宮に戻します。1カ月程度に渡り受精卵の成長過程を記録していきますが、うまく育たない場合もあり、再度体外受精が行われることになります。このようなケースがあるため、1度の排卵でいくつかの卵子を採取して保存しておくことで、スムーズに受精卵を生み出すことができます。また、卵子を採取した段階で女性の体が妊娠しやすい状態ではないこともあります。いくつかの卵子を採取し、凍結保存しておくと適したタイミングで受精卵を作り出し子宮に移植することができるのです。体外受精をするために必要な卵子の数は、採卵方法や女性の年齢によって異なります。年齢が高ければ高いほど、採取する卵子の数は少なくなる傾向があります。高刺激な排卵誘発剤を使用することで、採取できる卵子の数は増えますが体に与える負担も大きくなるのです。採卵後、体へのダメージが残っている状態で受精卵を子宮内に戻しても、着床がうまくいかないケースもあるため一長一短と言えるでしょう。

一度にいくつ採卵できるの?

体外で卵子と精子を受精させ、子宮内に戻す体外受精。体外受精をするためには、女性の体内から卵子を採取する必要があります。体外受精を成功させるためには、一度にどれくらいの卵子を採取するものなのでしょうか。今回は、体外受精を成功させるために知っておきたい、採卵方法と採取する卵子の個数についてご紹介します。 <h2>卵子って身体の中にいくつあるの?</h2> まず、卵子と精子が生まれるプロセスには大きな違いがあることを理解しておきましょう。精子は、男性の体内にある「精巣」と呼ばれる器官で絶えず製造されています。精原細胞から精子になるまでの時間は約2カ月程度かかり、女性の体内に射精されると2日~3日は活動を続けます。一方、卵子の元となる原子卵胞が製造されるのは女性が胎児であるときのみです。女性の卵巣には、生まれるときに約200万個の原子卵胞が溜め込まれているのです。しかし、女性が生まれてから原子卵胞の数が増えることはありません。原子卵胞の数は年齢を重ねるにつれてどんどん減少していき、思春期・生殖年齢を迎える頃には約20万個~30万個にまで減少してしまいます。その後も原子卵胞の減少は続き、1回の月経周期ごとに約1,000個もの原子卵胞が失われていきます。体内に残っている原子卵胞の数はおおよその値を年齢から算出できます。しかし、この計算方法は学術的な見解に沿って算出されるものです。原子卵胞の正確な数を把握することは難しいと言えます。ちなみに、年齢を重ねるごとに原子卵胞が減少を続けると最終的には受精できる卵子はなくなってしまいます。 <h2>体外受精に必要な卵子の数は?</h2> そもそも、1回の月経周期を経て排出される卵子は1個です。体外受精を行う際には、排卵を促す製剤を使い、いくつかの卵子を排卵させるケースがあります。体外受精を行う際にいくつかの卵子を採取するケースがあるのはなぜなのでしょうか。体外受精を行う場合は卵子を採取し、体外で受精卵を作り出した後に子宮に戻されます。その後、1カ月程度に渡り受精卵の成長過程を記録していきますが、うまく育たない場合もあります。この場合は、再度体外受精が行われることになります。1度の排卵でいくつかの卵子を採取しておき保存することで、スムーズに受精卵を生み出すことができます。また、卵子を採取した段階で女性の体が妊娠しやすい状態ではないこともあります。いくつかの卵子を採取し、凍結保存しておくと適したタイミングで受精卵を作り出し子宮に移植することができるのです。体外受精をするために必要な卵子の数は、採卵方法や女性の年齢によって異なります。年齢が高ければ高いほど、採取する卵子の数は少なくなる傾向があります。高刺激な排卵誘発剤を使用することで、採取できる卵子の数は増えますが体に与える負担も大きくなるのです。採卵後、体へのダメージが残っている状態で受精卵を子宮内に戻しても、着床がうまくいかないケースもあるため一長一短と言えるでしょう。 <h2>一度にいくつ採卵できるの?</h2> 1度の採卵で採取できる卵子は1個~10個程度です。採取した卵子の数が多ければ多いほど、良質な受精卵ができる確率は高いと言えます。不妊治療の一環として体外受精を行う際には、一度の採卵でできるだけ多くの卵子を採取したいと考える女性もいるようです。しかし、採卵誘発剤を使用し卵子を採取することは女性の体に与えるダメージも大きいです。排卵の数を増やすために、刺激が強い薬剤を使用すると卵巣が腫れてしまうケースもあります。卵巣の腫れは痛むだけではなく、受精卵を体の中に戻した後の成長にも影響を与えてしまう場合もあるのです。また、採取方法によっては、採卵できる数にも限界があります。例を挙げると、ホルモン剤や排卵誘発剤を使わずに採卵を行う「完全自然周期法」によって採卵をする場合、卵子はひとつだけしか採取できません。体外受精を行う際には、自分の体から1回当たりに採取できる卵子の数はどれくらいなのか、体に残るダメージはどの程度のものなのか、医師とよく話合いながら実践する必要があります。 <h2>大量の採卵は負担が大きい</h2> 自然の排卵では1回当たり1個の卵子しか採取できません。薬剤によっていくつかの卵子を採取するためには、排卵誘発剤を使用することになります。しかし、排卵誘発剤を使用する場合、体に副作用があらわれるケースもあります。まず、排卵誘発剤を使用することによって起こる副作用として挙げられるのが「卵巣過剰刺激症候群」です。卵巣過剰刺激症候群とは、排卵誘発剤を投与することで起こる卵巣の腫れ、腹水、胸水、呼吸困難などの症状を指します。重症化した場合は、病院への入院が余儀なくされることもあります。卵巣過剰刺激症候群は、経口タイプの薬剤によって起こることはほとんどありません。より強力なHMG注射による治療を行った際に起こりやすいです。次に、排卵誘発剤を使用することによって起こる副作用として挙げられるのが「頸管粘液の減少」です。頸管粘液は、精子が子宮にたどり着くためのサポートを行う働きを持ちます。頸管粘液の減少は、経口タイプの排卵誘発剤であるクロミッドを続けて内服することで起こりやすくなります。また、排卵誘発剤を使用することで子宮内膜が薄くなるケースもあります。子宮内膜は、受精卵が着床するために必要不可欠です。子宮内膜が薄くなると、妊娠率が低下することにも繋がるため注意が必要です。子宮内膜を厚くするためには排卵誘発剤の投与を一時的に止める、エストロゲン製剤と併せて投薬をするなど治療方針を見直すことが得策と言えるでしょう。 <h2>妊娠した後のことも考慮することが大事</h2> 1回の採卵で多くの卵子を採取しておくことは、受精卵を作り出すために有利に働くケースもあります。しかし、より多くの卵子を採取するために刺激が強い排卵誘発剤を使用してしまうと体に大きな負担がかかってしまいます。体外受精は受精卵を女性の体内に戻し、子宮内に着床させて初めて成果が期待できる治療法です。卵巣が腫れてしまったり、子宮内膜が薄くなったりしている場合は、受精卵がうまく着床できないケースもあるため注意が必要です。
1度の採卵で採取できる卵子は1個~10個程度です。採取した卵子の数が多ければ多いほど、良質な受精卵ができる確率は高いと言えます。不妊治療の一環として体外受精を行う際には、一度の採卵でできるだけ多くの卵子を採取したいと考える女性もいるようです。しかし、採卵誘発剤を使用し卵子を採取することは女性の体に与えるダメージも大きいです。排卵の数を増やすために、刺激が強い薬剤を使用すると卵巣が腫れてしまうケースもあります。卵巣の腫れは痛むだけではなく、受精卵を体の中に戻した後の成長にも影響を与えてしまう場合もあるのです。また、採取方法によっては、採卵できる数にも限界があります。例を挙げると、ホルモン剤や排卵誘発剤を使わずに採卵を行う「完全自然周期法」によって採卵をする場合、卵子はひとつだけしか採取できません。体外受精を行う際には、自分の体から1回当たりに採取できる卵子の数はどれくらいなのか、体に残るダメージはどの程度のものなのか、医師とよく話合いながら実践する必要があります。

大量の採卵は負担が大きい

自然排卵では1回当たり1個の卵子しか採取できません。薬剤によっていくつかの卵子を採取するためには、排卵誘発剤を使用することになります。しかし、排卵誘発剤を使用する場合、体に副作用があらわれるケースもあります。まず、排卵誘発剤を使用することによって起こる副作用として挙げられるのが「卵巣過剰刺激症候群」です。卵巣過剰刺激症候群とは、排卵誘発剤を投与することで起こる卵巣の腫れ、腹水、胸水、呼吸困難などの症状を指します。重症化した場合は、病院への入院が余儀なくされることもあります。卵巣過剰刺激症候群は、経口タイプの薬剤によって起こることはほとんどありません。より強力なHMG注射による治療を行った際に起こりやすいです。次に、排卵誘発剤を使用することによって起こる副作用として挙げられるのが「頸管粘液の減少」です。頸管粘液は、精子が子宮にたどり着くためのサポートを行う働きを持ちます。頸管粘液の減少は、経口タイプの排卵誘発剤であるクロミッドを続けて内服することで起こりやすくなります。また、排卵誘発剤を使用することで子宮内膜が薄くなるケースもあります。子宮内膜は、受精卵が着床するために必要不可欠です。子宮内膜が薄くなると、妊娠率が低下することにも繋がるため注意が必要です。子宮内膜を厚くするためには排卵誘発剤の投与を一時的に止める、エストロゲン製剤と併せて投薬をするなど治療方針を見直すことが得策と言えるでしょう。

妊娠した後のことも考慮することが大事

1回の採卵で多くの卵子を採取しておくことは、受精卵を作り出すために有利に働くケースもあります。しかし、より多くの卵子を採取するために刺激が強い排卵誘発剤を使用してしまうと体に大きな負担がかかってしまいます。体外受精は受精卵を女性の体内に戻し、子宮内に着床させて初めて成果が期待できる治療法です。卵巣が腫れてしまったり、子宮内膜が薄くなったりしている場合は、受精卵がうまく着床できないケースもあるため注意が必要です。
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F-visionの卵子提供プログラムの流れ

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